大宮の温活サロン♪風と空気の通り道をつくる | ブログの更新により大宮周辺の方に向けサロンの詳細や最新情報をご紹介しております

女性の不調でお悩みの方が、自分と深く繋がることで心も体も内側から健　康に美しくなれるサロン。

大宮のオンセラ温熱療法サロンぽっかぽかです♪

台風が再び発生していますね。

その影響なのか、外では激しい雨が降っています。

すべての地域で、台風による被害が最小で済むようにお祈りいたします。

今日は、いつもお世話になっているさいたま市の路地裏ガレージマーケット

に、映画「杜人」を観に行ってきました。

環境再生医と呼ばれる矢野智徳さんのドキュメンタリーです。

一言で言えば、感動しました。

大地を、木々を蘇らせる矢野さん達の地道な作業。

やっていることは、地上では空気と風の通り道をつくること。

地面の中では、空気と水の通り道をつくること。

今、日本の大地は、コンクリートで囲まれて、固められて、

息ができない状態になっているそうです。

堤防や防波堤、ダム、砂防堰堤、駐車場にU字側溝など

固い地面に植物は深く根を張ることができず、それが更に地面を固くしている。

空気の抜け道がないことで、土の中にガスがたまり、土が腐敗していく。

深く根を張れないことで、植物は十分に養分を吸収できずに、弱っていく。

もしくは、根元にガスがたまっていたり、水はけが悪く、水が溜まってしまうことで値がくさったり、病気になりやすかったりする。

そんな大地は、降ってくる雨を吸収できず池のような大きな水たまりになるか、高低差があれば、

山の上から麓へと、地表を土砂とともに流れていく。

根が浅く、弱い木々は、耐えることができずに倒れてしまう。

土砂崩れや土石流だ。

これはもはや、自然災害、天災とは言えないのではないかと思う。

「土砂崩れは大地の深呼吸」というようなこともおっしゃっていました。

矢野さんは、そんな大地に、空気や風、水の通り道をみつけて、つくっているのです。　

これらは、目に見えるものではありません。

矢野さんは、手探りで水の流れる道を見つけます。

滞っていた水が、矢野さんがみつけて繋いだ”水の道”へと流れだす様子を映像で見るのは、本当に感動しました。

循環すること。

私たちも、お身体のどこが滞っているのか、どこを温めると全身が温まるのか、というようなことを手探りでやっています。

大地も、私たち人間の身体も健やかであるために重要なことは同じなのだと、改めて実感しました。

もう一つ、印象的だった場面があります。

矢野さんは、植物の命が目の前で失われていくことに、鈍感であることに

とても強い怒り、というか憤りを感じていました。

私たちが、この現代社会で、

植物の命が失われることに敏感でいることは、

結構しんどいです。

少し鈍感じゃないと、やっていけないとすら私は感じています。

それでもやはり、植物の命が失われることに鈍感でいてはいけないのだ、

改めてそう思いなおしました。

（私が一度観ただけのレポートなので、間違えがあったらすみません。）

長くなりました。

多くの方に、観ていただきたいです。